今回は3日間だったので、かなりきつかったです

こちらも何か作業等していれば気にならないのでしょうが、税理士の立会いは、基本的に受け身で質問等を待つというスタンスなので、時間が経つのがかなり遅く感じ、精神的に苦しい部分があります。
やはり中小企業の税務調査は、2日間にしてもらいたいですね。
まず今回、調査官の方々は3人いらっしゃいましたが、極めて普通の方々でした。
いわゆるトンデモ調査官ではなかったので、助かりました。
調査官をこちらが選ぶことはできませんが、当たり外れがあることは事実ですから、今回は良かったです。
1人は印紙税をメインに見に来ましたが、さすがに3日間も見ることはなかったようで、3日目は来ませんでした(笑)
多少印紙の貼り漏れもあるかと思っていましたが、結果は問題なしだったので良かったです。
法人税の方はこちらの確認不足等もあり、指摘事項がいくつかありましたので反省しなければなりません。
修正を要するかの結果は持ち越されました。
今回は税理士事務所の仕事の難しさを痛感しました。
会社のどこまでを見るかということは契約などで明確に決めている訳ではないので、会社の期待としては、管理体制等の内部統制や実地棚卸の状況等も見てもらいたいというものがありますが、税理士事務所としては、1つのお客さんにかけられる工数には限度がありますから、会社の期待を全て満たすように見るというのはなかなか難しいものがあります。(勿論可能な限りは何でも対応させていただいておりますが)
私が監査法人の人間を連れてきて任意の監査を受けてもらえれば手っ取り早いのですが、お客さんとしては、税理士事務所の報酬以外のコストがそれなりにかかってきますし、監査対応という事務負担も出てくるのでなかなか難しいところです

他の税理士事務所で働いたことがないので分からないのですが、この辺は税理士事務所の永遠の課題といったところでしょうか?
そろそろ個人の確定申告が始まりますから、頭を切り替えていかなければなりませんね!
法人と個人では似たような部分もありますが、全く違う部分が多いですからね


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